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慢性呼吸器疾患認定看護師を目指している者です。

慢性呼吸器疾患認定看護師を目指している者です。2015-08-05 (水)

お悩みの内容:20代男性

慢性呼吸器疾患認定看護師を目指している者です。
受験の要件についてお伺いさせてください。
「慢性呼吸器疾患の増悪期から回復期にある患者の看護を 5例以上担当した実績がある。
(入院から退院まで責任をもって担当した経験、またはそれに準じる内容であること)」
とありますが、当方の看護経験はICUが主です。
慢性呼吸器疾患の患者の入室もあるユニットですが、
こんな経歴でも受験の要件を満たしますでしょうか?
よろしくお願いいたします。

修了生からのアドバイス

慢性呼吸器疾患看護認定看護師
東 雅之

はじめまして、慢性呼吸器疾患看護認定看護師1期生 東と申します。

慢性呼吸器疾患看護分野の受験の要項についてですが、看護協会からの要件では、
 1)通算3年以上,慢性呼吸器疾患患者が多い病棟を中心とした看護実績を有すること(この間,外来,IRCUまたは在宅ケア領域での実践を含んでもよい)。
 2)慢性呼吸器疾患の増悪期から回復期にある患者の看護を5例以上担当した実績を有すること(入院から退院まで責任を持って担当した経験,またはそれに準じる内容であること)。
 3)現在,慢性呼吸器疾患患者の看護に携わっていることが望ましい。
とあります。

 私も、受験前までは、呼吸ケア専従として急性期領域で横断的な活動していました。
検査データや画像所見、各モニターの理解や人工呼吸器などの生命維持装置の取り扱いなどに充実感を持っていましたが、
ある時、「看護とはなんだろう」と真剣に悩み、自身の活動を振り振り返ってみても、『看護活動をしていないのでは?』と疑問や葛藤がありました。
そんな時に、慢性呼吸器疾患認定看護師が福井大学で開設されることを知り、受験しました。
質問者様と同じように、急性期領域の自分がついていけるのか心配でしたし、
実際に慢性疾患看護の考え方に頭の中を変えるには数ヶ月かかりました。
研修修了後は、外来に勤務場所を移し、呼吸器看護外来や地域病院の支援、地域住民への啓蒙活動などを行っています。

 福井大学への研修前と研修後の現在では、活動内容が大きく変わりました。
急性期領域で活動していた時は「高齢患者の人工呼吸管理」や「希望しない延命処置」などに悩みがちでしたが、
現在はそのような患者様を無くそうと考え、「慢性疾患患者の増悪予防」や「リビング・ウィルの推進」などをテーマに活動しています。
 
 看護協会からの要件を満たしていれば、これまでの経歴はあまり関係がないように思います。
研修修了後に、ご自分の「活動ビジョンを描けているか」が、大切かと思います。

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