人材育成担当部門では、再就業を目指す潜在看護師、看護基礎教育修了後の新卒看護師、様々な分野で専門性を高めたい就業看護師に対して、生涯学習の支援と看護実践能力の開発を目的に、看護実践能力開発講座を開講しています。
平成21年7月に開催された第171回通常国会において、「保健師助産師看護師法及び看護師等の人材確保の促進に関する法律の一部を改正する法律案」が可決、成立され、新人看護職の卒後臨床研修が努力義務化されました。これは国の責務、病院等開設者の責務、看護師等の個人の責務に負うところですが、本学としても近隣施設のリーダーとして卒後臨床教育を提供する責務を負っており、本講座を開講することでその責務を果たします。
また、本学看護学科と附属病院が持つ高い水準の看護教育を、教育施設を持たない医療施設に勤務する看護師に提供することは、地域社会全般の看護師の質の向上に貢献することにつながると考えます。